near coffee product

near coffee product

見せないドリップという発想「drip box」

near coffee productとして、新しいプロダクトを制作しました。

建築資材の「軽天」を使ったドリップスタンド。
その名も drip box

素材は、現場にあるものから

今回使ったのは、本来コーヒーとは無縁の建築資材「軽天」。

天井や壁の下地として使われる無機質な素材。
普段は“見えない存在”として使われるものです。

そんな素材を、あえてコーヒーのための道具として再構築しました。

無機質で、直線的で、どこか工業的。
その質感が、コーヒーの持つ繊細さと対照的で面白いと感じたのがきっかけです。

あえて「見せない」ドリップ

コーヒーのドリップといえば、
お湯を注ぐ所作や、抽出されていく様子を“見せる”のが一般的。

むしろそれ自体が、体験としての価値になっています。

でもdrip boxでは、その逆を選びました。

ドリップしている様子を、あえて見せない。

箱の中で静かに進む抽出。
外から見えるのは、ただ落ちてくるコーヒーだけ。

「見えない時間」をどう感じてもらうか。
そこに、このプロダクトの面白さがあります。

“過程”ではなく“結果”にフォーカスする

見えないからこそ、想像する。
見えないからこそ、一杯に集中する。

drip boxは、ドリップという行為の“過程”ではなく、
カップに落ちる“結果”に意識を向けるための道具です。

普段当たり前に見ているものを、あえて隠すことで、
コーヒーの感じ方が少し変わるかもしれません。

near coffee productとして

near coffee productでは、
コーヒーそのものだけでなく、それを取り巻く道具や体験も含めて提案していきたいと考えています。

今回のdrip boxもその一つ。

現場にある素材からインスピレーションを受けて、
コーヒーの新しい見え方を形にする。

そんなプロダクトを、これからも作っていきます。

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